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平成21年7月の税務  TKC 税理士 会計事務所

サッカープレーヤー型人材育成-サッカープレーヤーから学ぼう

カテゴリー:コラム, トピックス|2009.7.15

社内で何か問題が起きたとき、幹部が重箱の隅をつつくような、議論に終始し、どうも解決の仕方に大局観が欠けている、担当部門間で責任のなすり合いに陥っている、と言った悲しい現象が起きることはありませんか。
特に現在の大不況下では、このような問題が起こりやすいのです。
問題解決には、社員が力を合わせて取り組まなければならないのですが、いざと言う時に活躍できる人材が不足していると、社員の議論や行動が「全体最適のために、自分はどう考え、どう行動すべきか」と言う発想にならず、「全体を見ないで、部分ばかりに焦点を当てた議論」になりがちです。

サッカープレーヤー型人材とは
サッカーのミッドフィールダーは、自分のところにボールが来ると、ゲームの全体状況を一瞬のうちに判断し、ゴールに近い空きスペースと味方のストライカーがゴールに向かってボールを蹴り込む数秒後の未来を想定し、自分のなすべき役割と行動を判断してただちに実行します。
名プレーヤーほど、その判断が的確で、素早く、鋭い技を実行に移す訳です。
このような、全体と部分を同時に判断して、的確な判断を行うことを「リアルタイムの知の創出」と言います。
つまり、訓練された人間には、鋭い直観による「リアルタイムの知の創出力」が備わります。このような人材を「サッカープレーヤー型人材」と呼ぶことにしましょう。

サッカープレーヤー型人材育成の勧め
このような人材が必要なことは、サッカーでも仕事でも同じです。
問題が起きたときに、一瞬にして全体状況を的確に判断し、自らとるべき行動を決めて実行できる社員は、自立度が高く、チームプレーができる頼もしい人材であり、幹部社員がこのように育てば社長の右腕になるわけです。
しかし、人材育成には時間がかかります。正しい考えかた、行動の仕方を知り、場数を踏まなければならないからです。
社長にとって、問題が起きたときが人材育成のチャンスでもあります。ひとつの問題を全員の問題に置き換えて、解決法を考えさせ、サッカープレーヤー型人材を育てましょう。


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