税務調査の流れ

1.税務署からの電話連絡

平成25年1月以降に税務調査が行われる場合、原則として税務署から納税者へ「税務調査を行います」といった事前連絡があります。

その際に、税務署は下記事項つき通知する義務があります。

  1. 実地の調査を行う旨
  2. 調査開始日時
  3. 調査開始場所
  4. 調査の目的
  5. 調査の対象となる税目
  6. 調査の対象となる期間
  7. 調査の対象となる帳簿書類その他の物件
  8. 調査の相手方である納税義務者の氏名及び住所又は居所
  9. 調査を行う当該職員の氏名及び所属官署
  10. 調査開始日時又は調査開始場所の変更に関する事項
  11. 事前通知事項以外の事項について非違が疑われることとなった場合には、当該事項に関し調査を行うことができる旨

なお、改正後もこれまでどおり税務署より税理士事務所へ連絡があり、税務調査の日程が確定した後に、お客様へ連絡といった流れになっているようですので、上記事項につきしては、税理士事務所へ通知することになります。

八王子税理士事務所では、税務署から連絡を受けた段階でお客さまへご連絡させていただき、税務調査を行う日程を調整をさせていただきます。

2.日程調整

税務調査の日程は、連絡時に税務調査官から「○日か○日で調査をしたい」と指定してくるのが一般的です。ただ、その指定日に必ずしも対応しなければいけないといったことではないので、お互い都合の良い日時で調整し決定していきます。
また、税務調査の行われる時期によって対応が異なることもありますので、それらも考慮しながら日程を決めるのもいいかと思います。

3.事前打ち合わせ

4.調査立会

5.調査結果報告

6.税務署との折衝

7.結果確定

8.終了