ブレインストーミング(BS)で経営発展!
2012.10.15
カテゴリ:経営管理
ブレインストーミング(BS)で経営発展!
トップにとって経営会議などの定例的な意見交換とは別に、新しい収益源を生み出すアイディア、画期的な能率向上を図る新しい仕事のやり方など、創造的アイディアを得ることは重要な関心事のひとつです。
それらは、多くの場合、社員の柔軟な頭を活用し、日常業務の延長線から離れて、自由闊達に意見を交換する環境をつくることが有効な方法で、“ブレインストーミング(BS)”がよく用いられます。
ブレインストーミングの方法
BSは複数(10人以下)のメンバーで創造的発想を促進する課題解決法で、次の原則と手順があります。
【4原則】
- アイディアを出すことが目的、判断したり、結論を出したりしない。(結論厳禁)
- 多少荒っぽくても自由闊達にユニークなアイディアを歓迎(自由奔放)
- 様々な角度からあらゆる提案を数多く出すことを歓迎、このため、進行役はしばしば、アイディア出しの視点を提示する。(質より量)
- アイディアを結合、発展(結合改善)
【手順】
- 問題定義(具体的な目的の設定)
- 参加者への事前情報(具体的目的・求めるアイディア)
- 呼び水となる質問の準備
- 進行
- 肩慣らし(アイスブレイク)
- 問題の説明
- アイディア出し
- アイディアの記録(黒板・白板などにメンバーに見えるように書く、番号をつけてアイディア数を示す。)
- アイディアの整理、精緻化など具体的表現にする。(後で評価するため。)